吉祥寺駅から徒歩圏内にある「井の頭自然文化園(通称:井の頭動物園)」。
名前だけ聞くと“動物園”のイメージですが、実際には 動物・遊園地・公園・美術館 がそろった複合施設で、小さなお子さん連れにぴったりのおでかけスポットです。

入園料は大人400円(中学生以下は無料)とリーズナブルながら、園内には一日中楽しめる見どころがたくさん!
今回は実際に子連れで訪れて分かったおすすめポイントをご紹介します。
水遊びができる「ジャブジャブ池」
小学校低学年以下の子どもを対象とした水深20cmほどの水遊び場「ジャブジャブ池」。
広さはそこまで大きくありませんが、小さい子にはちょうどよく、夢中になって遊んでくれます。
ジョーロなどの水遊びおもちゃも用意されているので、手ぶらで行けるのもありがたいポイント。
暑い季節のお出かけにぴったりです。
動物たちとの出会い
園内にはサルやフェネック、リスなど子どもが喜ぶ動物がたくさん。
特に人気なのが「リスの小径(こみち)」。放し飼いのリスがすぐ目の前で動き回る姿を間近で楽しめます。

動物園ならではの体験に、子どもはもちろん大人もワクワク。
小さな子ども向けの遊園地
井の頭自然文化園には、昔ながらの遊園地も併設されています。

- メリーゴーランド
- コーヒーカップ
- ミニ電車
などのアトラクションがすべて1人100円で楽しめます。
また、100円を入れて動くタイプの小型ライドもあり、小さい子には大人気。
入園料400円に安心していたら、意外とここで散財してしまうかもしれません(笑)。
芸術に触れられる「彫刻館」
園内には、彫刻家・北村西望(きたむら せいぼう)氏の作品を展示する「彫刻館」もあります。
冷房が効いているので、夏の暑い時期には涼む場所としてもおすすめ。
外にもたくさんあります。迫力がすごい

北村西望とは?
北村西望(1884〜1987)は、日本を代表する彫刻家のひとり。
長崎市の平和公園に建てられている「平和祈念像」の作者として広く知られています。
力強く生命感あふれる作風で、多くの公共彫刻を手がけました。
井の頭自然文化園の彫刻館では、北村西望氏が生涯にわたり制作した彫刻や絵画、書など約300点を収蔵・展示。
芸術鑑賞を通じて大人も楽しめる空間となっています。
子どもにとっては「涼しい休憩場所」として、大人にとっては「芸術に触れられる空間」として、それぞれの楽しみ方ができます。
子連れに嬉しい設備
園内には 子ども用トイレ が設置されており、低い便器で支えなしに使えるようになっています。
トイレ問題は親にとって大事なポイント。小さなお子さん連れでも安心です。
食事・カフェも充実

園内の「フード&ギフトショップ こもれび」や「はな子カフェ」では軽食が楽しめます。
- ぞうさん弁当(動物園らしいかわいいお弁当)
- フライドポテト(子どもに鉄板のメニュー!)
子どもが食べやすいメニューがそろっているので、ランチ利用にも便利です。

遊具のある広場
園内には「ブランコ広場」という小さな公園もあります。
結局子どもはここで夢中になり、1時間以上過ごしてしまうことも。
「動物園に来たのに公園で遊んでばかり」ということもよくあるあるです。
水生物園やボートにも行ける
実は、入園チケット(400円)で「水生物園」にも入場可能です。
ただ、子どもが公園や遊園地で盛り上がってしまい、なかなかたどり着けないのも事実。(辿り着く前に帰る時間になってしまいます。)
井の頭池のスワンボートやボート乗り場も近くにあり、時間があればこちらと合わせて楽しむのもおすすめです。
チケットは「あそビュー」で事前購入がおすすめ
井の頭自然文化園のチケットは、当日窓口でも購入できますが、スマホで事前購入できる 「あそビュー!」 が便利。
並ばずに入れるので、子連れでのおでかけには特に助かります。
アクセス・基本情報
- 所在地:東京都武蔵野市御殿山1-17-6
- 最寄駅:京王井の頭線「吉祥寺駅」公園口から徒歩10分
- 開園時間:9:30~17:00(入園は16:00まで)
- 休園日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/1)
- 入園料:大人400円、中学生以下無料
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まとめ
井の頭自然文化園(井の頭動物園)は、動物園以上の楽しみ方ができる子連れ向けスポットです。
- 水遊び(ジャブジャブ池)
- 動物との出会い(リス園が特におすすめ)
- 小さい子向け遊園地
- 彫刻館やカフェでの休憩
- 公園の遊具
400円の入場料でここまで楽しめるのは本当にお得。
京王井の頭線・吉祥寺駅からアクセスも良いので、休日のおでかけ先としてぜひ検討してみてください。